ブルーライン
市営バス(グループ)ニュース
2020年8月
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 ここでは横浜市営バス関係のニュースをお知らせしていきます。これをご覧になった方で何か情報をお持ちの方は是非お知らせいただきたいと思います。情報提供についてはtfuruya"AT"bc.mbn.or.jp("AT"は"@"に直してお送り下さい)までメールをいただければ幸いです。なお、情報提供者については今後「ページご覧の方」に統一させていただきます。


最終更新日は2020年8月4日です。
バックナンバーはこちらになります。

−お知らせとお願い−

 管理人多忙につき管理人一人では追いかけきれない部分も多々ございます。新しい情報等ありましたら是非お知らせ下さい。なお、勝手ではありますが「個人的な根拠のない予想」、「情報源のはっきりしない情報」、「単なる噂」などは混乱を招く原因となりますので出所、根拠、目撃情報であれば日時及び場所のはっきりとした情報の提供をお願いいたします(最近、少々このような情報が多いため、このような書き方をさせていただいております)。

 また、ここで発表した内容が管理人の勘違い等で希に誤っている場合もあります。そう言う場合もありますので安易にこのページの情報の転用などはおやめいただくようお願いします。

 契約プロバイダ内の転送量が増大し、プロバイダより警告を受けました。しばらくニュースページは最新のもののみ分割してお送りしたいと思います。ご覧になる皆様も閲覧時間帯をずらしていただくことで転送量が平準化されます。ご協力いただければ幸いです。

 なお、2009年より撮影年月の表記を原則として掲載するのを中止します(基本的には掲載した直近に撮影しているため)。掲載時点よりも1ヶ月以上前に撮影した場合は掲載します。


 新車、廃車、転属車が発生していますが情報が整理できていないためいましばらくおまちください。


連節バス「ベイサイドブルー」運行開始(2020/08/04)

 7月23日から連節バス「ベイサイドブルー」の運行が開始されました。

 横浜駅からみなとみらいエリア、山下公園エリアを通り山下ふ頭まで行くルートで、日中時間帯に1時間に2本程度運行されます。系統番号は表には出てきませんが、交通局の中としては200系統になるそうです。

 車両は前回も出していますが4台新造されました。4台とも希望ナンバーをつけています。

ベイサイドブルー車両一覧
車両番号 登録番号 配属先 備考
9-3513 横浜201あ1 滝頭 ハイブリッド連節ノンステップ
9-3514 横浜200を2
9-3515 横浜200を3
9-3516 横浜230う4

運行を開始した「ベイサイドブルー」車両紹介
連節バス 9-3513(前から)
横浜駅前(東口バスターミナル)にて
連節バス 9-3513(後から)
横浜駅前(東口バスターミナル)にて
連節バス 9-3514
横浜駅前(東口バスターミナル)にて
連節バス 9-3515
パシフィコ横浜バス停付近にて
連節バス 9-3516
日本大通駅県庁前バス停付近にて

 横浜駅については東口バスターミナル裏の折返場に連節バスが止められないため、山下ふ頭発は「横浜駅改札口前」が終点となり、バスは横浜駅改札口前にて時間調整を行います。乗務員さんは土休日に関しては(平日は未確認)「山下ふ頭」で交代、休憩を取るダイヤになっています。

横浜駅改札口前で時間調整を行うベイサイドブルー
連節バス

 山下ふ頭はこれまでも20系統が平日のみ乗り入れを行ってきましたが、新たに連節バス用の休憩所、待合室がついたターミナルが設置されました。

山下ふ頭バスターミナル
連節バス 新たに設置された待合所付きのバスターミナル
連節バス バス停の奥に待機スペースがあり、ここで時間まで待機します
連節バス 待機場に向かう9-3515号車
連節バス 待合室内に券売機があります
連節バス 山下ふ頭バス待合所内の券売機で発売される感熱紙版の「みなとぶらりチケット」

 ベイサイドラインの山下ふ頭バスターミナルは山下公園の遊覧船乗り場近くから入る導線になっており、いわゆる山下ふ頭側からは入れません。20系統の山下ふ頭バス停にも直接はいけない構造になっています。

 待合室内にある券売機では感熱紙版の市営バス1日乗車券、みなとぶらりチケットの発売と交通系ICカード(モバイル端末式は不可)へのチャージを行うことが出来ます。感熱紙版の1日乗車券は今回の設置に伴い新たに設定されました。

 また、紙のみなとぶらりチケットには新たに「ベイサイドブルー」仕様のものが限定販売されています。

「ベイサイドブルー」柄のみなとぶらりチケット
連節バス

 バス停は横浜駅前(東口バスターミナル)は従来どおり(ただし、最近ポールの交換や次発案内などが表示されるようになりました)、その他のバス停についてはベイサイドブルーのみ停車するバス停は専用の屋根付きのバス停が設置されました。屋根付きのバス停内には大きなモニタが設置され、バスの出発時刻や現在位置などが表示されます。その他の市営バス(あかいくつを含む)と同じ場所に設置されるバス停はベイサイドブルー用に背の高いバス停が設置されました(接近表示機もついています)。ただし、横浜駅改札口行の山下町バス停は仮の使用なのか通常の横浜市営バスのバス停が設置されています。

バス停あれこれ
連節バス 横浜駅前(東口バスターミナル)4番乗場の案内
連節バス ベイサイドブルー独自バス停(高島中央公園(以前はとちのき通り))
連節バス 屋根の中にはバス停標柱と大きなモニター
連節バス ベイサイドブルー独自バス停(カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口)
このバス停は標柱や案内のモニタが高島中央公園のものとは逆向きになっています
連節バス 市営バス一般路線と共同で使用するバス停は独自の標柱が付きました(パシフィコ横浜)
接近表示機もついています
連節バス 山下町バス停は背の高い標柱が間に合わなかったのか仮設のようなバス停になっています

 LEDの表示は「山下ふ頭」行、「横浜駅(改札口前)」行とも途中1回切り替わります。山下ふ頭行はパシフィコ横浜を出発すると経由地表記のない行先表示になります。また、横浜駅改札口前行は中華街入口を出発すると経由地表記のない行先表示になります。側面の表示も同様に変わりますが、後面の表示は始発から終点まで変わりません。

ベイサイドブルーの行先表示
連節バス 横浜駅前出発時の表示
連節バス 横浜駅前出発時の側面表示
連節バス 後部の表示は始発から終点まで変わりません。長いため後部は5番乗場のポールの位置とほぼ同じ位置になります。
連節バス パシフィコ横浜出発後の表示(車内より)
連節バス パシフィコ横浜出発後の側面表示
連節バス 山下ふ頭出発時の表示
連節バス 山下ふ頭出発時の側面表示
 連節バス 後部の表示は始発から終点まで変わりません。
連節バス 中華街入口出発後の表示
連節バス 中華街入口出発後の側面表示

 車内ですが、ドアは前の車両に入口用、出口用各1つ、後ろの車両に出口用が1つあります。連節部はカーブ等で曲がる場合、かなり大きく曲がるため走行中は立入禁止になります。車内には燃料電池バスでも採用された横長の次バス停等表示機が設置されています。座席は灰色を基調としたもの、車内の床は木目調になっています。優先席や車椅子、ベビーカー用のスペースは前部車両に置かれます。車内放送は一般の路線バスとかなり違ったものになっています。

ベイサイドブルーの車内
連節バス 後部車から見た車内。座席は灰色が基調になっています
連節バス 車内の床は木目調になっています
連節バス 車内のあちこちにベイサイドブルーのロゴが表示されています
連節バス 車内には横長の表示モニタがあります
連節バス 連節部になります。直進時はこのような状態です
連節バス カーブに差し掛かるとかなり曲がります
連節バス 急なカーブですと後部車から前部車を見ることが出来ます

 ベイサイドブルー沿線で撮影した写真を紹介します

運行を開始した「ベイサイドブルー」
連節バス 横浜駅改札口前から横浜駅前のバス停へ移動中
連節バス パシフィコ横浜ノースバス停付近のループ区間にて
連節バス パシフィコ横浜にて
連節バス サークルウォークにて
連節バス 横浜税関前にて
連節バス 大さん橋入口にて
連節バス 県庁前にて
連節バス 県庁前にて
連節バス パシフィコ横浜のループ区間にて

 連節バスは4台導入されました。平日ダイヤでは3台使用、土曜・休日ダイヤでは4台がフルに使用されます。車両の点検や故障等が発生した場合は土曜・休日ダイヤでは車両が足りなくなり路線バス車両による代走が実施されます。7月31日から8月3日にかけて車両の点検が発生し、1台が燃料電池バス(9-6301号車)による運行となりました。代車時には車両に「ベイサイドブルー」のロゴと「代行運行中」という文字が入った表示を貼り付けて運行されました。あってはならないことですが、2台以上代車が必要な場合どうなるか気になるところです。

燃料電池バスによる「ベイサイドブルー」代走
連節バス 横浜駅改札口前から横浜駅前のバス停へ移動中
連節バス 横浜駅前を出発しました
連節バス パシフィコ横浜に入るところです
連節バス パシフィコ横浜を出るところです
連節バス 大さん橋入口にて
連節バス 山下ふ頭に到着します
連節バス 中華街入口にて
連節バス 横浜港郵便局をバックに
連節バス 県庁前にて
連節バス サークルウォークにて

 新たな横浜の観光系路線バスとして登場した「ベイサイドブルー」ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、大混雑という状況ではないようです。沿線に観光地はたくさんありますが、横浜駅からの場合、「赤レンガ倉庫」へは近くは通るものの最寄りのバス停からは結構歩くことになります(逆方向は近くにバス停が出来ています)。「ワールドポーターズ」については往復ともに最寄りのバス停からは少々歩く必要があります。「大さん橋」や「中華街」も同様です。また、もう一つの観光系路線バスである「あかいくつ」との乗り継ぎも今ひとつ良くなく、同じところにバス停があるのは「赤レンガ倉庫前」のみです。山下ふ頭方面のみ停車する「カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口」からですと「ハンマーヘッド」まで少々歩く必要があったり、横浜駅方面のみ停車する「中華街入口」から「中華街」も少し歩きます。

 今回は「ベイサイドブルー」を紹介しました。次回以降では「あかいくつ」や他の観光系路線バスの変更について紹介していこうと考えております。


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Presented by 古屋俊和(Toshikazu Furuya)
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(なお、@は半角文字にしてお送り下さい)