横浜市営バスあれこれ |
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路線・運用編第6弾 |
150系統について |
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当初の予定とは異なりますが、今回は150系統について書いてみましょう。
150系統は系統解説のページには書いていない路線です。関内駅北口と若葉台中央間を首都高速、保土ヶ谷バイパス経由で運行されていました。バスの運行のあり方を問うための実験も兼ねて新設された路線でした。が、結局の所恒常的な道路渋滞に負け、運行開始から約4年で廃止となってしまいました。ここではこの150系統を振り返っていこうかと思います。
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ありし日の150系統
(1991年8月:亀甲山付近にて)
(写真をクリックすると拡大された写真が出てきます) |
1.150系統概略
運行開始日 |
1991年6月18日 |
運行廃止日 |
1994年12月28日限り |
運行区間 |
関内駅北口〜若葉台中央 |
主要経由地 |
県庁前、山下ふ頭入口、亀甲山 |
通行高速道路 |
首都高速狩場線(新山下〜狩場)、保土ヶ谷バイパス(狩場〜上川井) |
運行担当 |
若葉台営業所 |
運行本数 |
平日 |
朝:若葉台中央発関内駅北口行:3本 |
夕方:関内駅北口発若葉台中央行:3本 |
土曜日 |
朝:若葉台中央発関内駅北口行:3本 |
昼過ぎ:関内駅北口発若葉台中央行:3本 |
休日・年末年始は運休。後年、土曜日の運行は廃止。 |
料金 |
全線を乗り通す場合は230円(後に250円)。
関内駅北口〜貯木場前(山下橋)間と若葉台中央〜大貫橋間は均一料金。 |
担当車両 |
0−2398 |
三菱製の(原則的には)専用車(写真は「市営バスアルバム」をご覧下さい)。
車内は主に2人掛けシート、補助席、シートベルト付き。
150系統廃止後、鶴見営業所と本牧営業所に転属。
鶴見営業所ではベイブリッジ経由のバス109系統の専用車として使用。
本牧営業所では特定輸送に使用。後に鶴見に転属。 |
0−2399 |
0−2400 |
0−2401 |
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2.バス停一覧
バス停名 |
備考 |
関内駅北口 |
元ブルーラインバス停から発車 |
市庁前 |
関内駅発のみ停車 |
尾上町 |
尾上町交差点を右折したバス停に停車 |
本町4丁目 |
本町交差点を右折したバス停に停車 |
本町1丁目 |
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県庁前 |
本牧方面行きのバス停に停車 |
警友病院前 |
現在では神奈川自治会館前に改称 |
中華街入口 |
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山下町(タワー入口) |
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山下ふ頭入口 |
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山下橋 |
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貯木場前 |
関内駅北口行のみ停車 |
(この間、高速道路走行) |
亀甲山 |
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大貫橋 |
交差点左折後のバス停に停車 |
若葉台南 |
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若葉台近隣公園前 |
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東中学校前 |
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霧が丘高校前 |
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若葉台車庫前 |
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若葉台中央 |
乗車ポールは5,115と同じポールから発車 |
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3.始発バス停発車時刻(何度か改正がありました)
曜日 |
若葉台中央発 |
関内駅北口発 |
平日 |
7:20 |
17:30 |
7:35 |
17:50 |
7:50 |
18:10 |
土曜日 |
7:20 |
13:00 |
7:35 |
13:30 |
7:50 |
14:00 |
休日 |
運休 |
運休 |
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なお、時刻については朝方が7:20,7:40,8:00、夕方が17:30、18:00、18:30というダイヤもあった覚えがあります。
では、何度か乗ったときの記憶をたどりながらこのバスに関する感想などをいろいろと書いていきましょう。このページが長くなってしまったので、次のページに移動します。