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三菱ふそうは1993年度車からボディが変更になりました。横浜市交通局では長年三菱ふそう車については呉羽事項のボディを搭載していました。1993年になり、三菱ふそう車は車体の製造に関して再編が行われ、呉羽自工でももう一つの標準ボディメーカーである三菱ボディの図面でボディを作るようになりました(その後、両社の合併が行われ、現在では三菱自動車バス製造となっています)。
1993年度車で変更になったボディは1995年度車までの3年間製造されました。3年間で車内レイアウトなどが変更になっています。
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この他に前面にちょっとした違いが見受けられます。ここではそれを紹介します。なお、違いは一般車、リフト車、補助ステップ試作車、ハイブリッドバスMBECSで見られます。小型車、都市低床試作車は除きます。
まず、正面からの写真を見ていきます。
三菱ふそう1993〜1995年度車 (拡大は出来ません) |
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3−2461(緑) | |
4−2470(若葉台) | |
5−2527(本牧) |
いずれも前面に「交通安全運動」などのPR幕が掲示されています。ここで、幕の上部から伸びているひもが結ばれている取っ手を見てください。
1993年度車、1994年度車と1995年度車では左右の取っ手の位置が違うことがおわかりになるでしょうか。そのため、一番上の写真では幕が少し右下がりになっています。
この取っ手、本来は窓ガラスを拭く際などの手すりとして付けられていたそうですが、実際のところ手すりとしては余り使われていないようで、もっぱら写真のようなPR幕の取り付け用として使用されているようです。1995年度車になって左右が同じ高さになり、3枚目の写真のようにPR幕を取り付けたときのバランスが良くなったような気がします。
(情報提供:緑友会様)
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