横浜市営バスあれこれ
車両編第7弾
運用離脱(貸切専用)車

 2005年6月頃から経年車を中心に料金箱やGPS関連の装置を取り外し(GPSに関してははじめから取り付けない車両もありました)、一般運用からは外れて企業輸送や貸切輸送専用となった車両が登場しました。

 これらの車両は冒頭に書いた通りどの車両も経年車で、今後2005年度車の導入に伴い廃車となる可能性が高く、今後もこの手の車両が見られるかどうか不明ですが、記録として残しておきたいと思います。


 まず、取り外された料金箱付近の様子です。

料金箱が取り外された状態
2−1398(鶴見)
(拡大は出来ません)
運用離脱(貸切専用)車

 料金箱が取り外され、スッキリしています。料金箱は前扉ステップと運転席の仕切りも兼ねていたこともあり、料金箱を取り外された車両は代わりに仕切り板を取り付けています(写真下部)。なお、料金箱とGPS関連の装置は取り外されていますが、放送装置や無線機などはそのまま残っています。

 鶴見営業所の運用離脱車はこの仕切り板のところに「はまりん」のステッカーを貼り付けています。

新たに取り付けられた仕切り板
2−1398(鶴見)
(拡大は出来ません)
運用離脱(貸切専用)車

 乗務員の名札差しはGPS対応機器の更新時に新しいネームカードとカードリーダーが取り付けられました。運用離脱(貸切専用車)の場合、その機器が取り外されてしまったため名札差しとしてビニールケースが取り付けられています。

新たに取り付けられた仕切り板
2−1398(鶴見)
(拡大は出来ません)
運用離脱(貸切専用)車

 左側が旧式の名札差しです。右側のビニールケースを加工した名札指しに現在の名札を入れる形になっているようです。


 現在の用途

 基本的には路線車による貸切、企業輸送((鶴見地区の)そごう、京三製作所など)、競輪(花月園)輸送、イベントや船舶到着時などのシャトルバス(パシフィコ横浜や大桟橋)に使用されています。取り外された料金箱は(恐らく)旧型の料金箱を使用してきていた他の営業所へ運ばれ、そこで使用されているものと思われます。


 写真におさめることの出来た運用離脱(貸切専用)車

 写真撮影の出来た運用離脱(貸切専用)車の写真を紹介します。なお、ここでの基準は運用離脱(貸切専用)車となって以降の写真撮影となります。また、一部ニュースページの写真とだぶる部分もありますが、ご了承下さい。

運用離脱(貸切専用)車写真
(拡大は出来ません)
運用離脱(貸切専用)車 1−2411(本牧)
運用離脱(貸切専用)車 1−3467(港南)
運用離脱(貸切専用)車 2−1398(鶴見)
運用離脱(貸切専用)車 2−2418(本牧)
運用離脱(貸切専用)車 2−3483(港南)
運用離脱(貸切専用)車 3−2445(若葉台)
(写真提供:田中 紀之様)
運用離脱(貸切専用)車 3−4221、4222(NT)
滝頭営業所時代に運用離脱となり、その後NTへ転属

車両編第6弾に戻る
市営バスあれこれのトップへ戻る
ページのトップに戻る
Presented by 古屋俊和(Toshikazu Furuya)
E-mail: tfuruya@bc.mbn.or.jp
(なお、@は半角文字にしてお送り下さい)