横浜市営バスあれこれ
車両編第2弾
「B」マークについて

 横浜市営バスの車両の一部に、最近になって車両前面左側に「B」のシールを貼り付けた車両を見かけるようになりました。

シールの貼られたバス
ヘッドライトの上に張られているのがそのマークです
(ちょっと写りが悪くてすみません)
7−2548(本牧)
(写真をクリックすると拡大されたものが出ます)

 これが何か実はよくわかっていなかったのですが、市営バスニュースにあるとおり情報をいただき、乗降客調査用のセンサー(B型)が取付けられている車に貼られるようになったとのことです。「B」は「B型」からとっているようです。

 さて、その乗降客調査用のセンサーとはどういうものかちょっと見てみました。写真にあるものがそのセンサーのようです。

乗降客調査用のセンサー(B型)
名札の上についている黒いものがセンサーのようです
6−3585(保土ヶ谷)・車内
(写真をクリックすると拡大されたものが出ます)

 写真では前扉のものしか紹介しておりませんが、後部にも同様のものが設置されています。これが「B」マークの意味だそうです。

 さて、乗降客用のセンサーはその前にも一時期(1988年度車、1989年度車など)に取り付けられていました。当時のものはもう少し小さいものでした。

乗降客調査用のセンサー(旧タイプ)
中央に写る機械がセンサーです
9−3376(浅間町)・車内
(写真をクリックすると拡大されたものが出ます)

 ちなみに、このセンサーでは例えば1行路中にどこで何人乗ってどこで何人降りたかは把握できるかと思います。しかし、これではある特定の区間(例えば○○バス停からXXバス停へはa人、△△バス停へはb人など)の乗降数は把握できないかと思われます。その為か、現在でもたまにはバス内にスタッフを同乗させた乗降調査がたまに行われています。

 だいたい1996年度以降の車両に設定されているのがほとんどですが、中には1995年度車などに設置する例もあるようです。


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