２０００年度いすゞ車は鶴見、港北の両営業所にそれぞれ配属されました。この２営業所では１３系統グループ（１３系統、２７系統、４２系統、（港北だけ７２系統））を共管しており、車体長のサイズを合わせた１９９６年度車以降では鶴見車、港北車の見分けがつきにくくなっています。そんな中ではありますが、４２系統（平日の鶴見区役所前経由）については２０００年度車で鶴見車、港北車で異なる方向幕を表示します（正確には港北車に鶴見区役所前経由の方向幕が別に存在しています）。ここではそれを紹介します。

５−１−１．港北営業所車の前面方向幕（鶴見区役所が経由地に入っているもの）

２００１年２月：鶴見駅にて撮影 （拡大は出来ません）

５−１−２．鶴見営業所車の前面方向幕（途中経由地表記のないもの）

２００１年（平日）：鶴見駅にて撮影 （拡大は出来ません）

　４２系統には鶴見区役所前経由（平日の終バス以外）と汐鶴橋経由（平日の終バス及び土曜、休日）があります。２０００年度車以前は港北営業所の車両も特に経由地表示はしていませんでした。

　早い話が、鶴見営業所の車両は鶴見区役所前経由でも汐鶴橋経由でも同じ方向幕を表示するわけです。なお、側面の方向幕も両者で異なっています。

５−２−１．港北営業所車の側面方向幕（鶴見区役所が経由地に入っているもの）

２００１年２月：鶴見駅にて撮影 （拡大は出来ません）

５−２−２．鶴見営業所車の側面方向幕（途中経由地表記のないもの）

２００１年（平日）：鶴見駅にて撮影 （拡大は出来ません）

　ちなみに、港北営業所の車両の方向幕は「汐入町２」となっていて、「丁目」が略されています。一方、鶴見営業所の車両の方向幕は「汐入町２丁目」と「丁目」の文字が入っています。

　港北車の鶴見区役所を通らないバージョンは別にあるはずですので、今後調べていきたいと思っています。