3.日野車のバックミラー |
この話題は勝田様、緑友会様からいただいた情報を元にページを作成しました。
日野車は横浜市営バスの車両の中で最大勢力を誇り、大型車については浅間町、保土ヶ谷、港南、野庭の4営業所に配属されています。
この日野車ですが、浅間町、保土ヶ谷の2営業所と港南、野庭の2営業所ではバックミラーに違いがあります(これ以外にも料金箱が違うというのもあります)。ここではその違いを見ていきたいと思います。
1.浅間町(、保土ヶ谷)営業所の車両
浅間町営業所の車両(0−3708) 2001年3月:横浜駅西口にて撮影 (拡大は出来ません) |
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2.港南(、野庭)営業所の車両
港南営業所の車両(0−3722) 2001年3月:芹ヶ谷にて撮影 (拡大は出来ません) |
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写真ではちょっとわかりにくいところがあるかもしれませんが、赤い矢印のところが違いになります。
浅間町、保土ヶ谷営業所の車両は運転席脇のバックミラーが運転席部窓のすぐそばに設置されています。一方、港南、野庭営業所の車両は運転席脇のバックミラーが前扉側のバックミラーと同じく少し前方につきだしています。
港南、野庭営業所の路線には30系統、71系統などの最戸町付近などでかなり道幅の狭いところを走ります。そのようなところを走る際、左右ともバックミラーが突き出ていた方が(狭隘区間のカーブなどで)通りやすいのだそうです。
ちなみに、最近では4営業所間での車両の転属が割と盛んに行われていますが、ミラー形状の違う営業所に転属の際はきちんとミラーも交換して転属させるそうです。
(2001,−8,19:追記)
上記の2000年度車の工場(日野車体)における製造時の写真を送っていただきました(撮影者が許可を得た上での撮影です)。港南、野庭向けの車両と浅間町、保土ヶ谷向けの車両の違いがわかるかと思います。
日野の工場における製造時の写真 (写真提供:緑友会様) 写真は撮影者が許可を得ての撮影です (拡大は出来ません) |
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↑ 左から2台が港南、野庭仕様、その隣の車両は浅間町、保土ヶ谷仕様 |
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↑ 右から2台が港南、野庭仕様、その隣の車両は浅間町、保土ヶ谷仕様 |
また、このミラー仕様は以前からずっと行われており、手元に残る1976年度車、1977年度車の写真を見てもこのミラーになっていました(ただし、古い資料を見る限り昭和50年代前半にいた三菱ふそう車はこのミラーではなかったようです)。
野庭営業所(当時は派出所)の1977年度車(7−3573) 1986年9月:横浜駅東口にて撮影 (拡大は出来ません) |
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