2.浅間町営業所と保土ヶ谷営業所共担路線の方向幕

この話題は勝田様からいただいた情報を元にページを作成しました。

 浅間町営業所と保土ヶ谷営業所では34系統、35系統、50系統を両方の営業所が共同で担当しています(以下、共担路線と書きます)。

 浅間町営業所と保土ヶ谷営業所はどちらも日野の車両が配属され、運用に就いています。従ってパッと見た限りではバス停にやってきた車両が浅間町営業所の車両なのか、保土ヶ谷営業所の車両なのかがわかりません。ただし、50系統の循環線に限って(神大寺入口止まりをのぞく)は前後面の方向幕で営業所を判定することが出来ます。

 ここでは各々の方向幕を見ていくことにします。

1.浅間町営業所の車両

浅間町営業所の50系統循環線の方向幕
2001年1月:横浜駅西口にて撮影
(拡大は出来ません)
浅間町営業所の50系統

2.保土ヶ谷営業所の車両

保土ヶ谷営業所の50系統循環線の方向幕
2001年2月:横浜駅西口にて撮影
(写真提供 勝田 喬雄様)
(拡大は出来ません)
保土ヶ谷営業所の50系統

 このように、浅間町営業所と保土ヶ谷営業所では違いがあります。

 浅間町営業所の車両には「松本」という経由地表記が入ります。保土ヶ谷営業所の車両は経由地表記がありません。これによって50系統の循環線に限っては見分けがつくのです。なお、34系統、35系統、50系統の神大寺入口止まりはどちらの営業所も同一の方向幕を使用するので方向幕だけで見分けをつけることは出来ません。また、50系統の循環線も側面の方向幕は同じものになります。

 複数営業所の共担路線で、どの営業所も同じメーカーの車両を用いている路線はこの他にも鶴見、港北(ともにいすゞ)の共担路線13系統、27系統、42系統、緑、若葉台(ともに三菱ふそう)の共担路線23系統、65系統、港南、野庭(ともに日野)の71系統(ただし、上大岡駅〜最戸町〜芹ヶ谷間)などがあります。鶴見、港北については一部車両では車長が異なるため、割に見分けがつきやすくなっています(最近の車両は同じ尺の車両を入れているので、少しわかりにくいです)。緑、若葉台についても1994年度車までは方向幕形状が異なっているためはっきりとわかります(それ以降の車両はこちらも少しわかりにくいです)。港南、野庭の71系統はこちらもわかりにくくなっていますが、実際のところ野庭車が71系統にはいることはそう多くありません。

 今後もこのような比較が出来る情報があれば掲載していきます。