工場見学編・その3

 今度はタイヤについて説明を受けました。

タイヤについての解説・1
タイヤについての解説

 こうやってみてみると改めてタイヤの大きさを感じることが出きるかと思います。

タイヤの比較
半径の違うタイヤ

 1995年度の一部(本牧営業所については1994年度の一部)から都市型低床車が登場し、現在ではこれがデフォルトになっています。写真奥の銀色のホイールをのタイヤは都市型低床車のタイヤで、写真手前のタイヤはそれ以前の車両のタイヤです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、半径が違っています(奥の都市型低床車のタイヤの方が半径が小さくなっています。半径を小さくすることによって床の位置が低くなるわけですね(もっとも、低すぎるとスピードが出せなくなります)。

リキャップを行ったタイヤ

 タイヤは使っていくと消耗してしまいます。その為、一度使用してすり減ったタイヤに再度ゴムを巻き付けて使用することがあります。これをリキャップとかバルカナイズとか言うそうです。写真手前に移るタイヤのゴムの中央部に筋が入っているのがおわかりになるかと思いますが、その場所でリキャップを行ったのです。

 なお、リキャップを行ったタイヤは新品で購入したタイヤに比べて「保ち」が悪いようで、あまり長くは使えないそうです。横浜市営バスではこの処理を2回まで行うそうです。