初のラッピングバス
はじめに

 横浜市では以前、屋外広告物条例でバスの車体広告を含め、広告物は面積5平方メートル以下という規則がありました。そのため、全面広告車を運転することが出来ませんでした。

 2000年8月に「スーパー陸上」が横浜で開催されるのを機に横浜市営バスでこの催しのPR車両が運行されることになりました。

 車両全面に広告を出したわけですが、広告車は当時の条例に抵触してしまうため、このときはこれらの車両は「商業広告」ではなくて「大会PR」が目的とされていることで規制対象外となり、運行にこぎ着けたとされています。ちなみに、条例はその後変更となり現在では全面広告車が運行されています。

 当時、5台にラッピングが施されました。港北営業所の7-1470号車、浅間町営業所の9-3656号車と9-3658号車、本牧営業所の9-2611号車と9-2617号車でした。ここではその当時の写真を記録として掲載したいと思います(所属は撮影時点のものです)。