125系統

 125系統は1990年2月15日に本牧地区から横浜博覧会終了後のみなとみらい地区(横浜美術館など)への足として、8系統の本牧車庫〜横浜駅(市民公園経由でない便)の一部を分離独立させて運行を開始した路線です。

 運行開始当初は105系統と系統番号が紛らわしい事、横浜駅行なのに桜木町駅でバスターミナルへ入っていく事などから乗客の戸惑いの大きな路線であったことをよく覚えています。125系統はみなとみらい線とほぼ路線が並行して走る事になるため、元の8系統に戻る形で廃止となりました。約14年の運行でした。

 125系統の方向幕は「市営バスあれこれ」の「設備編第4弾「125系統の方向幕」で詳しく紹介していますので、こちらでは省略します。ここでは1エピソードとして125系統の「桜木町駅」の扱いを紹介しております。

 バスの車内には次バス停名を表示する装置があります。桜木町駅については125系統だけ、「桜木町駅バスターミナル」という表示を出していました(本牧車庫方面、横浜駅方面とも)。

125系統の桜木町駅表示
(拡大は出来ません)
125系統の桜木町駅表示
125系統の桜木町駅表示

 どういうわけかこのような表示となっていました(長いため、2回スクロールした後は時計表示になっていました)。音声は残念ながらここでは紹介できませんが、音声でも「桜木町駅バスターミナル」と案内してました。