バス停紹介:第1弾・起終点及びその先のないバス停:都筑区


川和高校前

73系統


川和高校前
(1).2003年1月:撮影
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川和高校前
バス停名部の拡大
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川和高校前
(2).2003年1月:撮影
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折返場光景
(3).折返場光景
(現在は廃止され、売却)
2000年8月:撮影
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かつて(旧)89系統が曲がっていた角
(4).かつて(旧)89系統が曲がっていた角
2003年1月:撮影
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(2003,−1,19:修正:情報提供 櫻田様)

 現在、73系統の一部便(中山駅北口発着便)がここ止まりとなっている川和高校前です。現在では73系統だけが走る区間(でなおかつ川和高校行きはあっても川和高校始発はありません)となっていますが、過去には本数こそ少ないものの多くの系統が集まるバス停でした。約10年前(1990〜1991年頃)には以下の表のようなバスが走っていました。

川和高校前を経由するバス一覧表
1990〜1991年頃
会社 系統番号 運行区間
横浜市営 横浜駅西口〜川和高校前
73 中山駅北口〜中山駅前(都筑ふれあいの丘循環)
89 市が尾駅〜市が尾駅(川和高校、柚の木谷循環)
市が尾駅〜川和町(泉天ヶ谷公園経由)
市が尾駅〜川和高校前(泉田向経由)
301 川和町〜江田駅(高山(現在の見花山)経由)
東急   綱島駅・新羽営業所〜川和高校前
  中山駅北口〜江田駅(川和高校、柚の木谷経由)
  横浜駅西口〜川和高校前

 学校行きのバスが主(301系統は出入り便)なので、休校日運休や通学時間帯のみの運行という路線ばかりで本数も少なく、乗るのに苦労した覚えがありますが、市営バスについては全部乗ることができました。特に89系統の泉田向経由は(古くは)土曜の朝のみの運行という路線だったそうで、運転士さんが「これにあたったのは運転士はじめて3年経ってからだったんだよ」と話してくれたこともありました(私はこの系統は廃止前日(つまり運行最終日)に乗りました)。

 現在は川和高校止まりのバスは川和高校到着後港北NT車庫に回送されていますが、川和派出所時代などはここで折返しをして川和町へ帰って行っていました。バス停から少し先にったところに折返場があり、そこで川和町方向から来て川和町方向に戻る場合や綱島方向から来て帰るバスが折返しを行っていました。折返場は2000年3月に東急バスの川和高校行が廃止となり、その後未使用の状態になっていましたが、2002年に売却され、現在では住宅用地として販売されています。しばらくすると住宅地の中にとけ込んでいくことでしょう。

 以下に周辺図を掲載します。図中の四角形で囲まれた数字は上部の写真を撮影したところになります。

川和高校前周辺図
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川和高校前周辺図

 泉田向経由の89系統は市が尾駅を出て東福寺前を直進、東市が尾小学校先の交差点で右折し、天ヶ谷(現在も東急コーチが走っています)を経て上図中央部の道路を左側から来て折返場で降車を行っていました。3系統の川和高校行きは1近くのバス停で降車を行い、折返場でUターンしていました。

 ちなみに2枚目の写真にあるように1番のバス停の次バス停表示には「牛谷戸、川和高校入口、泉天ヶ谷公園」とあります。牛谷戸は(循環線の)89系統と江田駅方面の東急バスが止まるバス停でした。川和高校入口は現在も73系統の次バス停です。泉天ヶ谷公園については調べてみたところ89系統の子系統で市が尾駅〜泉天ヶ谷公園〜川和高校前〜川和町という路線があり、そのため表示されていたようです。

 なお、川和町方向から川和高校に来る場合、狭隘区間を走るために11系統沿線に設置されているようなバス専用の信号機が設置されています。こちらは昭和56年に設置されたものです。

川和高校前設置のバス専用信号機
(拡大は出来ません)
バス専用信号機

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