起終点バス停紹介:金沢区


金沢工業団地

61系統


金沢工業団地
↑ 2006年2月撮影
(拡大は出来ません)

(2006,−4,16:折返場紹介より移動)

 金沢シーサイドライン(以下シーサイドラインと略す)の市大医学部前駅の近くにあるのがここ金沢工業団地です。シーサイドラインが出来る前までは61系統、117系統、(旧)121系統、(旧)122系統などが乗り入れており、食事休憩も出来る折返場がありました。折返場には常に数台のバスが待機しているというのが一般的な光景でした。初めてここに来たのが昭和61年くらいの休日だったのですが、休日でも3台くらいバスがいたものでした。

 シーサイドラインの開業はこの地区のバス路線を大きく変える出来事でした。この開業で最初は61系統の富岡バスターミナル行き、(旧)121系統以外のバス路線が廃止となり、その後121系統も廃止になりました。その当時の61系統(富岡バスターミナル発着便)は朝夕のみ運行の中休路線で、昼間は全くバスが来ないということになりました。

 その後、61系統の新杉田駅行きが(日中運行も含めて)復活したのですが、日中は1時間に1本の運行でした。その後リネツ金沢の完成に伴う改変で(再び)平日の朝夕のみの運行となりました。折返場は廃止され、バスは周囲を循環するルートとなり現在に至っています。

 シーサイドラインの開業は定時性の確保という面では確かなものになりましたが、路線にカーブが多く、そうスピードも出ないことから、(旧)121系統の運行時などはバスの方が(回り道をする121系統よりも)早く金沢工業団地につくというようなこともありました。

 折返場のあった場所は現在他の会社の倉庫として使用されているようです。折返場の変遷を以下に示します。


金沢工業団地 折返場の変遷
金沢工業団地 折返場使用時
2002年9月:撮影
金沢工業団地 折返場使用停止後
2003年10月:撮影
金沢工業団地 2006年2月現在