市営バスアルバム


元横浜市営バス
美作共同バス・1


美作共同バス
美作共同バス
美作共同バス
美作共同バス
2012年5月:勝間田駅前にて撮影

 2012年のゴールデンウィークに倉敷に行く用事があり、それに合わせて岡山県の美作方面に足を伸ばしてきました。

 ここには美作共同バスというバス会社があり、元横浜市営バスが3両在籍しています。

 このバスは元々この地域を運行していた神姫バスが撤退する際に、美作市内に拠点を置く観光バス会社が共同出資して設立された会社です。神姫バスが廃止した「津山(JR姫新線など)〜大原線(智頭急行線)」のうち、勝間田駅(JR姫新線)前〜大原前間(湯郷温泉経由、真加部経由)、後山〜大原駅前〜大原中学校間を譲り受けて運行しています。

 車両は5両在籍しており、3両は前述の通りもと横浜市営バスの滝頭営業所に在籍していた1996年度車、他に元京王バスの日産ディーゼル車、元相鉄バスのいすゞ中型車が在籍しています。

 今回はもと横浜市営バス3両のうち、1両を紹介します。美作共同バスでは102号車になっている車両で、横浜市営時代は6-4488号車だった車両です。

 車体の塗装は変更されていますが、車内については市営時代からほとんど手が入れられておらず、ベイブリッジ柄の座席や独特の座席配置、急ブレーキ注意のプレートなどそのままです(さすがに、「はまりん」が描かれたステッカーなどは外しているようですが)。

 側面の方向幕部は黒くなっていますが、LED化されているわけではなく、単に側面の方向幕は使用していません。

 美作共同バスの路線は大きく分けて4路線ありますが、休日は勝間田駅前〜大原駅前間の湯郷温泉経由便が3往復のみ運行となっており、管理人は現地を訪問する際にどういうルートで現地に入るかいろいろと検討しながら入ることになりました。