市営バスアルバム


少し昔の市営バス
303系統(港北)・その1


303系統(港北)
303系統(港北)
303系統(港北)
303系統(港北)
(写真の拡大は出来ません)

 303系統は2ページに分けて紹介したいと思います。

 303系統は現在センター南駅〜新北川橋という路線ですが、最初は新横浜駅〜大倉山駅〜新羽町〜新羽営業所庚申堀〜新栄高校前〜大原〜北山田という路線でスタートしました。東急バスとの相互乗り入れ路線で、30分おきに市営バス2台、東急バス2台の順番で運転されていました(例えば10時0分、30分発が市営バスだと、次の時間である11時0分、30分発は東急バスの運行となっていました)。

 後に路線は北山田から2つ延長され、研究所前まで運転されるようになりました。地下鉄あざみ野開業時に港北ニュータウン営業所所管で現在のセンター南駅〜新北川橋間も設定されましたが、こちらの新横浜駅発着便についてもその時点では廃止されず残っていました(都筑区分区前であったため港北区役所への足として残されたと思われます)。しかし、都筑区成立前後に廃止となりました。

 1枚目は新横浜駅での研究所前行の写真です。新横浜駅から研究所前までは約1時間かかりました。302系統にも研究所前行がありましたが、この車両(1984年度車)の場合は特に経由地表記は付けなかったようです。

 2枚目は新横浜駅行の写真です。大倉山駅での撮影です。こちらも経由地表記がありませんでした。

 3枚目は廃止直前の写真だそうで、この写真では「大倉山(駅)」という経由地表記が方向幕に入っていました。撮影はこの路線廃止で市営バスが撤退する「ししがはな」バス停付近です。303系統は新横浜駅方面からやってきた場合、新羽町で右折して東急バス新羽営業所の脇を通り新栄高校方面に向かっていました。このルートは古くから東急バスが路線を持っていたところであり、この区間のバス停は303系統の開業から廃止までずっと東急バスの管理するバス停となっていました。

 4枚目は側面の方向幕です。長大路線でしたが割とあっさりとした側面方向幕でした。