市営バスアルバム


少し昔の市営バス
302系統(港北)・その1


302系統(港北)
302系統(港北)
302系統(港北)
(写真の拡大は出来ません)

 302系統は2ページに分けて紹介したいと思います。

 最初は新横浜駅での写真です。

 302系統は港北営業所の所管で新横浜駅〜北川橋南間で運行を開始しました。その後北山田への延長、北川橋南折返しを新北川橋に変更、北山田折返しを研究所前へ変更などの変更がたびたび行われました。地下鉄あざみ野開業前は新北川橋、研究所前行の他に新横浜駅〜横浜労災病院前〜港北インター〜新栄高校前〜新北川橋〜北山田〜センター南〜大丸〜港北ニュータウン車庫という路線がありました。現在の港北ニュータウン循環線のルーツになる路線でした。地下鉄開業時に現在の路線スタイルとなり、担当も港北ニュータウン営業所に変更となりました。

 写真は上から順に新北川橋行、研究所前行、港北ニュータウン車庫行の写真となっています。港北ニュータウン車庫には現在、定期運用で他の営業所の車両は来ませんが、この当時は港北営業所の車両が平日・土曜の日中に限ってでしたが数回やってきていました。

 1枚目の新北川橋行はリフト車1−1386(現在廃車)によるものです。地下鉄あざみ野開業直前は新横浜駅から港北インター方面に行くバスとして300、302、308(先代)、309系統がありました。その中で302系統だけが横浜労災病院周辺を迂回して走っていたため、302系統にリフト車が導入されたのです(ただし、運用の関係上300系統にも一部入っていました)。地下鉄あざみ野開業で新横浜から港北インター方面へのバスは300系統のみとなり、労災病院方面も300系統が行くようになりました。1−1386はこの方面の専属車両として走り続けました。

 2枚目は研究所前行です。現在もこのバス停は東急バスの路線内に存在します(たまプラーザ駅発着便の路線にあります)。302系統と後述予定の303系統が研究所前まで走っていました。

 3枚目は港北ニュータウン車庫行の写真です。経由地に「港北インター」が入っていました。ちなみに、この当時は新横浜駅から港北インター、都筑ふれあいの丘、川和高校入口経由(つまりショートカットする路線)市が尾駅行の309系統も走っていたため、この港北ニュータウン車庫行を通しで(大丸、川和高校入口付近まで)乗る人はほとんどいなかっただろうと思っています(ページ作者は廃止の前日に港北ニュータウン車庫から新横浜駅まで乗り通しました)。