市営バスアルバム


少し昔の市営バス
300系統(港北)


300系統(港北)
300系統(港北)
300系統(港北)
300系統(港北)
300系統(港北)
(写真の拡大は出来ません)

 300番台に入ります。最初は300系統です。

 300系統は元々は新横浜駅〜江田駅という路線でした。当初は港北営業所と川和派出所(後に港北ニュータウン営業所)との共担路線でした。現在の300系統は一部を除いて新横浜駅を出ると労災病院周辺を回って港北インター方面に向かいますが、地下鉄あざみ野開業前までは労災病院周辺は経由せずに新横浜駅発の場合、鳥山大橋の所を直進するルートをとっていました。

 ちなみに川和派出所時代には江田駅への送り込み用として33系統に川和町〜江田駅という区間便の子系統がありました。また、江田駅は現在の乗り場ではなく、国道246号線沿いの駅前広場から(現在は東急バス綱島、たまプラーザ駅方面行発着所)の発着でした。300系統は地下鉄開業に伴う改変までこちら側からの発着でした。

 1枚目は新横浜駅での江田駅行の写真です。江田駅までは約30分で結んでいました。

 2枚目は1枚目とはたまたま同じ車両ですが、撮影日は異なっているそうです。こちらの方向幕は「共通定期券取扱車」の文字が入っています。300系統で「共通定期券取扱車」が入った方向幕はページ作者は見た記憶がなく、写真を提供していただいてはじめてみました。写真を提供していただいた28L新県庁様も「使用されているのはほとんど見なかった」とのことです。

 ちなみに写真の車両は8−1337号車です。1988年度後期納入車でした。1988年度いすゞ車は原則として屋根上はエアコン関係の装置がなくスッキリしていたのですが、この後期納入車8−1337と8−1338の2台はその後導入された1989年度車と同じように屋根上にエアコン関係の機器が載っており、1988年度いすゞ車の中では異色の存在でした(この項の情報提供:POSEIDON様)。

 3枚目はリフトバス2−1390号車が導入された頃の写真です。この頃、リフトバスは302系統を運行指定路線としていたのですが、ダイヤの都合上300系統にも5往復にリフト車による運行がありました。その300系統運行時の写真です。この時の方向幕にはリフト付きバスを表すマークがありませんでした。

 4枚目は新横浜駅行の写真です。写真に写る車両は今となっては懐かしい1982年度車です。

 5枚目は側面の方向幕です。駅名で使用される「江田(江田駅)」と実際の地名「荏田(荏田南)」が両方とも使用されています。