市営バスアルバム


少し昔の市営バス
204系統(港南・野庭)


204系統(港南)
204系統(野庭)
204系統(野庭)
204系統(野庭)
(写真の拡大は出来ません)

 204系統です。204系統は1980年の東戸塚駅の開業に伴い203系統、205系統と同時に新設されました。ルートは上大岡駅〜上永谷駅〜平戸〜東戸塚駅で、神奈中バスとの乗り入れ路線でした。野庭営業所がメインだったようですが、港南営業所も担当していました。1995年に廃止になりました。

 203系統の運行本数が比較的多く、204系統は運行本数が少な目だったようです。また、上大岡駅からの東戸塚駅行の本数は多かったものの東戸塚駅発の上大岡駅行は本数が少なく、東戸塚駅発のバスの半数は上永谷駅止まりというダイヤだったそうです。

 1枚目は東戸塚駅行です。車両を調べてみると港南営業所にいた車両でした(8−3317)。方向幕には経由地表記が入っていません。港南営業所の車両の方向幕は203系統、204系統のどの方向幕にも途中経由地表記が入ってませんでした。一方、野庭営業所の車両は東戸塚駅発上大岡駅行の方向幕には芹ヶ谷(203系統)、上永谷駅(204系統)という途中経由地表記が入っていました。

 2枚目は上大岡駅行です。こちらは野庭営業所の車両(8−3333)で上永谷駅という経由地表記が方向幕に入っています。

 3枚目は上永谷駅行の写真です。車両は野庭営業所の車両(0−3455)です。

 4枚目は上永谷駅発着便の側面方向幕です。「平戸」ではなく「品濃口」になっているのが特徴でしょうか。

 204系統は冒頭でも書いたとおり神奈中バスとの乗り入れ路線でした。神奈中バスの204系統は2003年の神奈中バス舞岡営業所の改変時に廃止となりましたが、廃止の時点では全線を通しで走るバスは1往復だけになっていました。ちなみに、写真を提供していただいた28L新県庁様によると、市営バス204系統の廃止の時点でも既に神奈中バスは1往復の運行だったようで、その後8年に渡って神奈中バスの204系統は1往復体制のまま走り続けました。