市営バスアルバム


少し昔の市営バス
141系統(京浜急行)・その3


141系統(京浜急行)
141系統(京浜急行)
141系統(京浜急行)
141系統(京浜急行)
(写真の拡大は出来ません)

 28L新県庁様から、141系統の京浜急行バスについても写真を送っていただきましたので、紹介したいと思います。

 京浜急行バスの141系統は元々は横浜駅から横浜シティエアー・ターミナル(YCAT:現在のポートサイド)への連絡バスとして運行を開始したものです。一番最初は非冷房のマイクロバスで運行を開始しました。また、横浜駅から羽田空港線のバスも一部がYCATを経由して羽田空港に行っていました。

 その後車両が1枚目、2枚目の車両になり、路線もパシフィコ横浜まで延長されました。

 1枚目はYCAT時代の写真です。写真のH5670号車は1986年度製で京浜急行バス初のノンステップバスとして登場した車両です。最初は羽田営業所に配属され、羽田空港を中心に蒲田駅、大森駅や田園調布駅などにも顔を出していた車両でしたが、登場が早すぎたためか使い勝手が今ひとつよくなかったようで、後にこのシャトルバス用となり横浜市内を活動の拠点としていました(配置は羽田でしたがYCAT(ポートサイド)に常駐していました)。窓配置やドア(中扉は2ドアでした)にも特徴のあった車両でした。この車両は1999年頃に廃車となっています。

 2枚目は車両は同じですが、行先がポートサイドになってからの写真です。

 3枚目はその後の専用車で、H5930号車でした。何故か前面に京浜急行の社紋がなく、方向幕も起終点両方向表示となっていました。

 4枚目はさらにその後の専用車でK6756号車です。トリエンナーレの美術展が開催されていた頃の写真です。京浜急行バスのこの系統は運用上は成田空港線との総合運用になっており、運転士さんは成田空港に行く前や成田空港から帰ってきてから141系統を数回担当するダイヤとなっています。成田空港線が羽田営業所から京浜島営業所に移管されると同時に、141系統も京浜島営業所の担当となりました。この車両は後に転属となり、その後ダウンサイジングが行われました。車両は日産ディーゼル製中型車を経て現在では三菱ふそう製小型車による運行となっています。