市営バスアルバム


少し昔の市営バス
108系統(港北)


108系統(港北)
(写真の拡大は出来ません)

 現在の108系統も今ではすっかり影の薄い存在になってしまいましたが、先代の108系統も影の薄い系統でした。横浜駅西口から岡野町、三ツ沢グランド、片倉町入口、片倉町駅、菅田町入口、港神境、又口橋を経由して新横浜駅まで行く路線でした。1時間に1本の運行で、所要時間は約30分でした。

 路線設置当初は相鉄バスとの乗り入れ路線だったようですが、最終的には市営バス単独路線になっていました。市営地下鉄が新横浜まで延伸になってからもしばらくの間は路線がありましたが、その後廃止となり系統番号は現在の108系統に引き継がれています。

 作者は市営地下鉄が新横浜まで延伸になってから一度旧108系統に乗った事があります。地下鉄と併走する区間が多かった事や運行本数の少なさ、三ツ沢グランド〜浅間下付近の渋滞などによる定時運行の困難さなどから貸切状態にはならなかったものの全線に渡って乗客が少なかった事を覚えています。

 ルートは上記の通りで、片倉下町バス停を過ぎると36系統などと同じように一度左折して菅田町入口まで行き、そこで右折して港神境を経由して新横浜駅に向かっていました。片倉下町の所を直進すれば新横浜駅へダイレクトに行けたのですが、この系統はそのルートをとっていませんでした。