市営バスアルバム


少し昔の車両たち・2
若葉台営業所・その8

(写真提供:とくさん様)
(写真の拡大は出来ません)


ここでは、若葉台営業所にいた1984年度車、1985年度車の写真を紹介します。


少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その8:1984年度車
1992年:若葉台営業所にて許可を得ての撮影

 若葉台営業所の1984年度車(4−2651)です。1984年度車は緑と若葉台に計11台配属され、本牧営業所には配属がありませんでした。1983年度までのモノコックタイプのボディを一新し、新しいタイプのボディになった最初の車両の内の1台です。

 ボディは新しくなったものの、その他の部分に関しては1983年度車と余り変化がなかったようで、運転台周りのパネル配置など1983年度車などと同じものになっていました。また、後部の窓配置、エンジンルームの形状がこの1984年度車とそれ以降の車両では異なっており、一目見てわかる車両でした。

 若葉台営業所には6台配属されましたが、その後本牧、港北ニュータウン営業所に転属になった車両が出ました。


少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その8:1985年度車
1992年:若葉台営業所にて許可を得ての撮影

 続いては1985年度車です。左から5−2686、8−2313、9−2352(これは緑の車両)です。1985年度車は本牧も含めた3営業所に配属されました。基本的なボディスタイルは1984年度車と大差ありませんが、型式も変わり、運転台パネル、後部窓配置、シフトレバー形状など細かなところで変化がありました。


少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その8:1985年度車
1993年10月:若葉台営業所にて許可を得ての撮影

 引き続き、1985年度車(5−2684他)の写真です。横浜市営バスでは1986年度車から原則として変速機が全メーカーともFCT(フィンガーコントロールトランスミッション)タイプになったため、いわゆる「ロッド式」の変速機を持つ最後の世代となりました。床面から長くのびるシフトレバーが印象に残っています。入口の所の「ワンマン 入口」も今では見られないものですね(1986年度車まで「ワンマン」がついていました)。