少し昔の車両たち・2
若葉台営業所・その6

ここでは、以前運行されていた150系統に使用されていた専用車の若葉台時代の写真を紹介します。

(写真提供:とくさん様)


少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その6:元150系統専用車
少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その6:元150系統専用車
2枚とも1992年9月〜10月頃:関内駅北口にて撮影

 150系統が発着していた関内駅北口での写真です。関内駅北口の150系統の乗場は、現在32・79系統が発車するバス停とは反対側の駅舎に近いところにありました。元々は2階建てバスの「ブルーライン」が発車していたところでした。写真撮影時点では「ブルーライン」は関内駅発着ではなくなっていたため、その跡地を利用していました。

 バス停は150系統と現在は廃止になった先代の55系統(桜木町駅〜関内駅北口〜扇町〜山元町〜市電保存館)が使用してました。どちらも本数の少ない路線でした。また、下の写真の隣に写るもう一つのバス停は京急と相鉄の深夜急行バスのバス停でした。

 現在では深夜急行バスも含めてこの場所で客扱いをしていた全てのバスが廃止となってしまい、この場所も車両が止められないように処理が施されてしまいました。


少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その6:元150系統専用車
少し昔の車両たち・2:若葉台営業所・その6:元150系統専用車
2枚とも1993年10月:県庁前バス停付近にて撮影

 150系統が県庁前付近を走行しているときの写真です。

 恐らく土曜日のバスだと思われますが、写真を見る限り乗客の姿がほとんど見られません。週休2日制が定着してきた頃で、土曜日の乗客数は私が何度か乗った際でも多くて5人位でした。

 その後150系統は土曜日の運行が休止となり、最終的には1994年12月28日の運行を持って廃止となりました。運行期間約3年半の路線でした。車両はその後鶴見営業所に転属して109系統専用車になったため後年この道路を109系統として走ることはありました。しかし、150系統という方向幕で見ると印象が違いますね。