市営バスアルバム


少し昔の車両たち
日産ディーゼル車その6

(この写真は拡大てきません)


少し昔の車両たち:日産ディーゼル車:1−4792
1983年8月:市電保存館から撮影

 リニューアルオープン間もない市電保存館の中から滝頭営業所の車両を撮影したものです。1971年度車(1−4792)と1973年度車(車番不明)です。1971年度車と1973年度車では形式や細かい仕様が違っています(写真は以前別のところで掲載していたものを部分的に拡大して再掲載したものです)。


少し昔の車両たち:日産ディーゼル車:滝頭1972年度車他
1983年8月:市電保存館から撮影

 同じく滝頭営業所の写真です。左奥が当時いた三菱ふそうの1974年度車、その隣が1981年度車、右の2台は1972年度車のようです。1971年度車、1972年度車はPR型と呼ばれ滝頭、緑、川和などにはPR95型が、磯子、本牧にはPR105型が配置されました。日産ディーゼル初の4サイクルエンジンを搭載した車両でした。滝頭は市電全廃(1972年3月末)があったためこのPR型はまとまった台数が配属されました。ちなみに、滝頭営業所で1994年度車及び1984年度車の台数が多いのは、1971年度車の代替えを1984年度車、1984年度車の代替えを1994年度車でという経緯があるからです。


少し昔の車両たち:日産ディーゼル車:4−4443
1986年6月:本牧営業所(敷地外)から撮影

 本牧営業所の1974年度車4−4443を撮影したものです。隣が1985年度車で更にその隣りにもう1台日産ディーゼル車の姿が見えます。


少し昔の車両たち:日産ディーゼル車:5−4844
1984年8月:磯子駅前にて撮影

 滝頭営業所の1975年度車(車番は多分5−4844)です。この頃は70系統を磯子営業所と滝頭営業所で共同担当していました。現在は70系統(汐見台団地)は磯子営業所の単独担当になっており、滝頭営業所の車両は深夜バスのみ担当しています。

 1975年度車まで後部に方向幕がなく、全部の方向幕は系統番号部と行き先表示部が別のものになっていました(更に、幕自体は布製でした)。1976年度以降の車両の方向幕はボタンを1回押すと1コマ方向幕が動くスタイルになっていましたが、この1974年度車まではボタンを押している間だけ幕が動くような方式だったという記憶があります(つまり、中途半端なところでボタンを離すと幕の表示も中途半端になります)。