少し昔の車両たち・2
磯子営業所・その2

ここでは、磯子営業所にいた1983〜1988年度車の写真を紹介します。

(写真提供:とくさん様)


少し昔の車両たち・2:磯子営業所・その2:1983年度車他
1993年8月:磯子営業所にて許可を得ての撮影

 ちょっとぶれてしまっていますが、磯子営業所の1983、1986、1987年度車です(左から3-4541、7-4561、6-4554)。富士重5Eボディ車の並びです。同じスタイルのボディですが、エンジンタイプや変速機構が1983年度車と他の2台では異なっています。


少し昔の車両たち・2:磯子営業所・その2:1983年度車他
少し昔の車両たち・2:磯子営業所・その2:1986年度車
2枚とも1993年8月:磯子営業所にて許可を得ての撮影

 続いて磯子営業所の車両です。上の写真は左から1992年度車(2-4375)、1986年度車(6-4557)、1983年度車(3-4543)です。1983年度車と1986年度車ではナンバープレートの取り付け位置が微妙に異なっているので、表情が違って見えます。

 2枚目は6-4557の写真です。方向幕は現在は横浜交通開発の運行となった117系統の三菱金沢工場行のものです。


少し昔の車両たち・2:磯子営業所・その2:1986年度車
1993年10月:県庁前バス停付近にて撮影

 磯子営業所の1986年度車(6-4555)です。この1986年度車から変速機構がFCTになりました。また、方向幕も変わり多くの系統で経由地表記が入るようになりました。99系統には「元町」、113系統には「吉野町(駅)」などが入りましたが、この58系統には経由地表記が入りませんでした。


少し昔の車両たち・2:磯子営業所・その2:1988年度車
1993年8月:磯子営業所にて許可を得ての撮影

 磯子営業所の1988年度車(8-4309)です。最後の5E車のうちの1台です。磯子営業所には8-4301〜4310、金沢派出所には8-4311〜4313の計13台が配属されました。この車両納車の前に入った横浜博覧会PR塗装車にあわせて、ナンバープレートがバンパーの中央部に取り付けられています。

 1988年度車は一部の車両は方向幕が取り替えられ、英文字表記のついた方向幕になりました。しかし、この8-4309と最後まで残った4311は交換することなく廃車となりました。ですからある系統から「回送車」に方向幕を切り替える際、遙か昔に廃止となった系統の方向幕を見ることができました。

 この8-4309は2000年3月、西日本車体製ノンステップバス導入と入れ替わりに廃車となりました。