市営バスアルバム


港北ニュータウン(地下鉄開業前)
302系統(港北)


302系統(港北)
↑ 1993年3月17日:港北ニュータウン車庫バス停から撮影
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302系統(港北)
↑ 1993年3月17日:新横浜駅にて撮影
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 現在では港北ニュータウン車庫から港北ニュータウンを一周する循環線(日中のみ。朝夕は仲町台駅・センター北駅〜新北川橋)となった302系統ですが、かつては港北営業所担当の新横浜駅から出る路線でした。

 昭和61年6月に新横浜駅から北川橋南間で運行を開始しました。新栄高校や港北工業団地あたりの通勤・通学客のための路線という性格が強いものでした。その後、道路の整備によってバス路線も延長され、まずは北山田までバスが走るようになりました。やがて、北山田付近の整備に伴い再び路線が延長され、1つは2つ先の研究所前まで、そしてもう一つは港北ニュータウン車庫前まで延長されました。現在の循環線は港北ニュータウン車庫まで走っていた路線の名残になります。

 横浜労災病院の整備に伴い、横浜労災病院経由になり、またリフトバスも下の写真のように運行されていました。

 地下鉄あざみ野延伸に伴い、新横浜駅〜新栄高校前間が廃止となり、新たに新栄高校前〜仲町台駅〜都筑ふれあいの丘〜大丸間が新設されました。またこれによってリフトバス運行指定路線から外れ、担当営業所も港北ニュータウン営業所に移管となりました。

 ちなみに、港北ニュータウン営業所に港北営業所の車両が営業運行で入っていたのはこの系統のこの運行のみで、今振り返るとかなり貴重なものでした。上の写真は港北営業所の車両(写真右側)を港北ニュータウン営業所で撮影したものです。今では(基本的には)見られない貴重な写真となりました。