横浜駅東口バスターミナルは1985年9月の横浜そごう開業時に現在の場所に移転されたものです。バスターミナルの脇に折返場が設置されました。
この折返場はその後横浜博覧会が開催された際に会場と横浜駅を結ぶゴンドラができ、一部がその駅として使用されました。その模様を振り返ってみようと思います。
1枚目は開催の2年前のものです。まだ準備などは行われていません。
2枚目はちょっと撮影方向の向きが違うのですが、ゴンドラ設置の少し前のものです。当時の折返場のバスの止め方がおわかりになるかと思います。
3枚目は工事が始まって間もない頃の写真です。バスの止め方が変更になり、ペンキで書かれていたラインを消した跡が残っています。
4枚目は博覧会開催直後の写真です。写真の中央には博覧会PR車が写っています。このPR車は横浜駅西口と博覧会場を結ぶバスとして使用されていた車両で、休憩のためにここまで来ていたようです。
5枚目は博覧会終了後のものです。ゴンドラの撤去工事もそろそろ終了かという頃の写真です。
6枚目は年が明けて1990年の写真です。ゴンドラが出ていたという痕跡はほとんど見られなくなってしまいました。
今回は載せませんでしたが、現在ではYCATがバスターミナルの隣にでき、折返場の一部はYCATへの取り付け道路となっています。