市営バスアルバム

８−２５８２（本牧）

（三菱ふそう　ＫＣ−ＭＰ７４７Ｍ：１９９８年度購入）

↑　１９９８年１１月：市営バス７０周年記念祭にて撮影 （写真をクリックすると拡大された写真が出てきます）

　１９９８年度になって１台追加となった三菱ふそう車のノンステップ車です。この展示の時には「かながわ・ゆめ国体」での使用が終わったばかりであり、最低限の設備でここに回送してきたそうです。

　この車両から三菱車も視野の確保のために後部方向幕が小型のものになりました（こちらと見比べてみてください）。また、ノンステップバスの文字もそれまでのオレンジ色から青色に変更になっています。オレンジ色ではクリーム色の上では目立たないからということだそうです。

　三菱ふそう車に限りませんが、ノンステップバスの前扉は一般仕様の車両に比べると大きなものになっています。後部扉と同じサイズのドアを使用しているそうです。他の会社のノンステップ車で書いていますが、座席は例えば最前列の座席などは床からかなり高い位置に設置されています。後部については向かい合わせ式のシートになっているところもあります。これらの座席は位置についてはいろいろと議論があったそうですが、横浜市の方針としては「座席はある程度確保しておいた方がいい」ということから、このようになっているとのことです。

　このバスは現在では通常運行に入っていますが、調べてみたところちゃんと担当の運転手さんがいます。リフト車のページで書いていますが、この場合その運転手さんはノンステップ車が走る路線及ノンステップバス用のダイヤにしか乗務しないことになります（無論、他の人の代わりをすることがあるかもしれませんが）。よって、このような車両の担当運転手さんを決めるときは営業所サイドで独断で決めるのではなく、運転手さんの希望や意向などをくみ取って決定するのだそうです。

　今後はノンステップバス運行してい路線を新たに増やすことはあまりせず、既存の路線の車両を増やしていくというのが方針だとか・・・。