市営バスアルバム


7−2108(緑)


(三菱ふそう P−MP218M改:1987年度購入、1999年度廃車)


7−2108
↑ 1998年12月:緑営業所にて撮影
(敷地の外から撮影しています)
(写真をクリックすると拡大された写真が出てきます)

 市立上菅田養護学校(旭硝子前近く)に通学する肢体不自由児の送迎バスです。現存する市営バスの車両では最古の車両となります。

 カラーリングはかつての観光用車両のカラーリングに似た(観光バスは青い帯ではなくてピンク色の帯でした)ものになっています。車両は利用上のことから補助ステップや車椅子、バギー車用のリフトなどが設置され、座席もフルリクライニングシートになっています。また前述のバギー車などはそのまま固定ができるような構造にもなっています。

 このバスですが、現在では特定輸送という扱いを受けて運行しています。運行に関しては運転手と補助員の2人がペアとなって(あとは、養護学校側のスタッフ)運行を行っています。この乗務員の選考がどのように行われているのかは不明ですが、選考結果は交通局の局報に掲示されるようです。朝の登校時と午後から夕方にかけての下校時にこのバスは利用されるので、1日の勤務時間は他の乗合車の乗務員に比べると時に長くなったり時に短くなったりとします(要するに、学校行事に左右されるのです)。

1999,08,29:追記
 1999年8月現在、唯一の1987年度車であったこの車両ですが、1999年8月廃車となりました。入れ替わりに入ってきたのはいすゞ車のようです。