(日産ディーゼル U−UA440HSN改:1994年度購入)
滝頭営業所に所属するCNG(圧縮天然ガス)バスです。当初は浅間町営業所に配属され、営業所近くの東京ガスのガス充填所で燃料の補給を行っていました。浅間町営業所の日産ディーゼル車という大変珍しい存在でした。その後、滝頭営業所に専用の充填設備が出来たこともあり、この車両はその時に新車配属された車両と共に滝頭に転籍しました。ちなみに、この転籍に際して料金箱が滝頭の古いタイプ(緑色の料金箱)の料金箱に変更になっています。また、滝頭は1994年度車まで車掌台付きのバスを導入していたのですが、この車両は同じ1994年度車でも車掌台のない車両になっています。車外にはCNGバスであるという表記と、車内にはそれを表すステッカーは貼られています。また、この時点ではCNGバスは試作段階であったことから上記の型式番号に(改)の字が入っています。なお、これらCNGバスの排気ガスのにおいは(ガスを燃料にしているためあたり前ですが)タクシーのようなにおいになっています。
さて、横浜市営バスでは1993年度車から窓の開き方が変更になりました。観光バスのように横開きになりました。今までの縦開きの窓では窓を開けるために両手を使用しなければいけませんでしたが、それ以降のバスは片手で開けることが出来るので好評を博しているとか。
3枚目の写真は浅間町営業所時代の写真です。写真を送っていただき、掲載を許可していただいたので掲載します。浅間町時代は20系統で1回乗った覚えがあります。普段日野車しか走らない路線で日産ディーゼル車に乗ったため、短区間ではあったもののものすごく新鮮な気分になったことを覚えています。
(1999,−8,29:追記)
送っていただいた写真の取り込み形を変えてみました。59系統の方向幕がよりはっきりと見えるようになったかと思われます。また、もう一枚浅間町営業所時代の写真が出てきたので載せてみました。
(2001,−5,13:追記)
現在の写真(上の2枚)を差し替えました。